浦崎庄平の経営者名言

様々な経営者の名言を公開していきます。

大統領まで上り詰めた経営者の名言

浦崎庄平が経営者の名言を紹介します。
「たとえ今トップの地位にいても、追う立場だという意識を持とう。その意識が洞察を深め、ビジョンに磨きをかけてくれる。」
これは現在のアメリカの大統領ドナルド・トランプの言葉ですが、トランプは多くの人がご存知の通り大統領であると同時に偉大なる経営者でもありました。
そして、この言葉通りにトップに上り詰めることになっただけに、経営者の名言としては非常に説得力のある言葉となったのです。

常にトップにいてもその地位に満足をしないで、更に上を目指す気持ちは大事とよく言うものではありますが、人間というのは自分が上に立つと、なかなかそのような気持ちを持ち続けることは難しいものです。
油断をしているわけではなくても、どこかに慢心がでてきてしまってそこから足元を掬われてしまうことは珍しくありません。
それだけにトップだからと安心をせずに、自分はあくまでも追う立場にいるものだという意識を持つことが重要だということが、この言葉から学び取ることができます。
追いかける立場にあれば、相手のウィークポイントを探すのに必死になりますから、トップの地位にいても追う立場の意識を持つことによって何をすれば良いのか洞察力を深めることができるというわけです。

もちろん、攻めの気持ち一辺倒ではよくありませんから、守りを意識するというのも大事なことです。
攻めてばかりでも足元を掬われかねませんから、攻めることと同じぐらいに守ることは大事です。

しかし、トップになったからと言って気持ちが守りに入り過ぎてしまうと、向上心をなくして競争に負けてしまうことになるので、どのような状況においても上を目指すということは重要なことになります。
それをするためには自分がトップにいるとは思わずに、追う立場にいるという意識を持つ必要があり、それが今の地位を守りつつも更に上に行こうとする洞察を与えてくれるというわけです。

トランプの人生というのは順風満帆なものではなく、時には大きな失敗をすることもありましたが、その度に復活を成し遂げました。
そのような人物が残した言葉だからこそ、経営者の名言として価値のあるものとなっています。
この言葉は何もトップの人間だけが頭に入れておけばいいというものではなく、今の地位に満足をしてしまっている全ての人が意識しておきたい名言だと言えるでしょう。